♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯         オタルナイ・レコード提供          浜田隆史の音楽情報誌          『ライブ・ラギング』            <VOL.9>         (2004年1月4日発行) ♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯  浜田隆史:  北海道小樽市を拠点に活動している、ラグタイム・ギタリスト。  自主制作CDを多数発表している他、1999年に「TAB Guitar School」から『クライマックス・ラグ』のCDと楽譜集を発表、ラグタイム・ギターの第一人者として評価されました。多数のオリジナル曲の他、スコット・ジョプリンなどのピアノ・ラグをギターにアレンジしたものが十八番です。 ====================================================================== ■はじめに  あけましておめでとうございます。今回のメールマガジンは、新春特別号です。  昨年末は紅白裏の格闘技番組を見まくり、のんびり楽しみました。ミュージシャンの友人たちはカウントダウン・ライブなどというイベントで盛り上がっていたらしいですが、正月に仕事をするのは個人的にイヤなので、寝正月に徹していました。こんな私ですが、今年もよろしくお願いいたします。  このメールマガジンは、「Yahoo! eグループ」またはBCCで配信されています。今まで電子メールで交流のあった方にお送りしていますが、もし不要な方は、お手数ですがこのままご返信ください。次回からは配信されません。 ====================================================================== ■ 秋の本州ツアーの想い出A  前号に引き続き、昨年の10月30日〜11月9日までの本州ツアーの想い出話です。このコーナーは、少し書き足してホームページにも載せる予定。 ★ 11月2日(日)東京 国分寺・クラスタ(with 覆面シンガー)  クラスタさんは、ギター・ファンにはもうおなじみのお店。私も既に三回目の出演です。お店に置いてあるギター関連のCDを何枚も購入。基本的にこの日はソロで、やはり『赤岩組曲』の曲を中心に弾きまくりました。今回共演(?)してくれた私の一心同体のような友人・覆面クンは、東京での初ライブにしておそらく最後のライブ。恥ずかしかったのかちょっとしか唄いませんでしたが、その歌を聴けた人はラッキーでした。 ★ 11月3日(月)横浜・ヤマハ横浜店3階サロン(with Sketch)  何と初めての横浜でのライブ。Sketch さんのご尽力により、ヤマハでのジョイント・ライブが実現しました。私は学生時代からヤマハのギターを愛用しているので、とても光栄でした。録音スタジオのようなライブ会場。知り合いのギタリスト・荒谷みつる君もお世話になっている Studio migmig さんが、もの凄い機材でライブ録音をするという、なかなかスリリングな状況。Sketch さんも私もテンションに満ちた演奏で、かなりイケてたと思います。終演後は、CDが飛ぶように売れてホクホク。お忙しい中ライブ鑑賞してくれた打田さんや南澤君たちを交えて、大カツ定食パーティー。心もおなかも懐も満ち足りた一日でした。 ★ 11月4日(水)移動日  前回春のツアーでは、過密日程がたたって病気になったという事がありましたが、今回のツアーも休みはこの一日だけ。反省がまるでナシ...。移動日は、いつもお世話になっている長野県の前澤君の家へ。新宿から高速バスで高遠という所まで行くのですが、5時間くらいかかります。高速バスファンの私は、いつもこの旅程が楽しみなのです。やっと着いたら既に夜の11時を回っています。前澤君も亀工房のツアーから戻ってきたばかりだったのですが、私を暖かく迎えてくれて、いつも感謝に耐えません。 ★ 11月5日(水)長野 飯田・ふぉの(with 野田悟朗)  その前澤君の車に乗せてもらって、飯田市のライブハウス「ふぉの」さんに行きました。ここでのライブは二度目で、一度目は前澤君とのジョイントでしたが、今回は初めてお会いする三重県の即興ギタリスト・野田悟朗さんとのジョイントです。野田さんとはメールでのやりとりは何度かありましたが、実際にお会いすると一般人とどことなく違うオーラを感じました。実におおらかな人柄と、イマジネイティブで微細な表現力のある演奏のギャップがまた面白く、私は野田さんというアーティストに魅せられたのです。その後、お世話になった方たちと共に宴会。お開き後、野田さんと二人でなかなかユニークな場所で一泊。さてその場所とは...  続く! ====================================================================== ■ 気になる音楽情報 G  安田守彦さんプロデュースのオムニバス盤「アコースティック・ブレス」シリーズの第四弾『Joyous Reunion』(TROB-0305、税込2,625円)が昨年末に完成しました。今回は札幌のギター・デュオの池庄さん、三作のソロCDを発表している小川 倫生くん、オートハープの中島 裕志さんが初参加して、さらなる音楽的広がりをみせています。常連参加者のみなさんの曲も、今まで以上に気合いが入っています。  私はオリジナル曲「ラグタイム・ホーボー」で一曲参加しております。通販も承っていますので、どうぞよろしく。 1.New Trad Boogie(池庄)/2.銀河高原ラグ(北村 昌陽)/3.つめあと(高山 千香夫)/4.Red Antelope(小川 倫生)/5.木苺の道(中島 裕志)/6.Great Bad(昌己μ)/7.Ozark Dream(Larry Conger & 堀内 規行)/8.ラグタイム・ホーボー(浜田 隆史)/9.瑞穂伸びたる傍の君(安田 守彦)/10.Wild Herb(昌己μ)/11.再会(箕浦 博之)/12.Everyday Walkin' Rag(高山 千香夫)/13.中庭の風(梅里 光)/14.天空橋(池庄)/15.おやすみ(北村 昌陽) http://www.geocities.jp/otarunay/ab4.html ====================================================================== ■ 好きなアルバム H  ここでは、最近聴いて好きになったアルバムを幅広くご紹介したいと思います。 ◎ HA / AKI & KUNIKO (Acoustic Music Records Best.Nr.319.1318.2、2003年) 1.HA/2,Jimis Spirit Of Acoustic/3,Suna No Shiro/4,Flash Back/5,Myo-giji/6,Kimigayo/7,Trust/8,Forest In Love  TABギタースクールの二作品でもおなじみ、アコースティック・ギター界のジミヘン・AKIさんの最新作は、ドイツのピーター・フィンガー率いる Acoustic Music Records から全世界発売という快挙! ギターのAKIさんと琴の久仁子さんという新しいユニットのデビュー・アルバムです。  狭い世界に留まらないAKIさんの才能については、既に何度もご紹介しているつもりですが、今回は久仁子さんとのジョイントがさらに新しい音楽を作っています。久仁子さんの琴は、日本の伝統音楽をマスターした上で、挑戦的なAKIさんのギターと絶妙な掛け合いを見せます。琴でギターの高速フレーズを追撃するかのように弾きまくる様は、とても快感。二人はまさにがっぷり四つに渡り合い、唯一無二の新しい世界に踏み出しています。おすすめします。 http://www.hayamamoonstudio.com/ha.htm  AKIさんは他にも、ピアニストの松崎順司さんの最新アルバム『ManneRhythm』(2003)にも数曲参加していて、またひと味違った鋭く切れ込むギターに脱帽します。もちろん、ピアノが好きな人にも是非お勧めします。ピアノ好きの私は、AKIさんにこれを聴かされた時、思わず「カッコイイ」とひれ伏してしまいました。 http://www10.ocn.ne.jp/~happyday/junjicd.html ====================================================================== ■ 全く音楽と関係ない(?)話題 G ◎ DVD導入  本の執筆、ライブ・アルバムの選曲、マスタリング・ソフトでの試行錯誤、そして作曲、MIDIギターの導入、楽譜の作成など、オフはやりたいことだらけで力が分散し、どれか一つの分野がなかなか前進しません。  昨年末に導入した「内蔵DVDドライブ」もその一つで、時代の波に抗しきれずついに1万数千円で購入。DVDは、規格がいっぱいあってややこしく、購入時はかなり悩みましたが、結局安いものに落ち着きました。別にビデオ編集などというシチめんどくさいことをやるつもりはなく(だいたいビデオカメラがない)、友人からいただいているDVDソフト(エッチではない)が見たかったというのと、一昨年にクラッシュしたHDDを教訓にバックアップを取るという目的のためでした。  しかし、大事なファイルのバックアップさえ取ってしまえば、正直言ってその他の使い道があまりありません。今まで使っていた外付けのCDRドライブは、この内蔵DVDドライブと同等の性能なので、外付けの方はあえなくお役ご免となりました。そんなわけで、DVDドライブをCDRドライブとして今日もクルクルと回転させる毎日...何となく、ちょっと無駄なことをやってしまった気分です。 ====================================================================== ■ライブ情報など  冬はライブが少な目ですが、これから春の本州ツアーを企画していきたいと思います。これ以後のライブ情報にご期待下さい。 ★ 1月7日(水) 20:00〜  小樽・一匹長屋(花園町、もと松竹ボーリング向かい) http://shino.cside.com/nagaya/  【出演】浜田隆史(ギター)  【料金】2000円(1ドリンク付き)  【問合先】Tel.0134-32-4049(一匹長屋)  【一言】ひさびさに対バン無し。じっくりお聴き下さい。 ★ 1月17日(土) 19:00〜  恵庭・夢創館(恵庭市島松仲町) http://www4.ocn.ne.jp/~musoukan  【出演】浜田隆史(ギター)/RINKA(フィドルとギター、ブズーキ)  【オープニングアクト】JEFF&若手FORKデュオ  【料金】前売2000円、当日2500円(1ドリンク付き)  【問合先】jeffbeck@coral.ocn.ne.jp(大沼さん)  【一言】新CDを発表したRINKA(小松崎操、星直樹)とのジョイント・ライブ。 ★ 2月1日(日) 18:30開場、19:00開演  札幌・カフェダイマ(南1西25仲通)  【出演】浜田隆史(ギター)/RINKA(フィドルとギター、ブズーキ)  【料金】前売2000円、当日2300円(1ドリンク付き)  【問合先】Tel:011-644-1129(カフェダイマ)  【一言】上と同じく RINKA とのジョイント・ライブ。  ではまた。 ====================================================================== 発行者:浜田隆史 〒047-0021 小樽市入船2-12-5 tel & fax : 0134-24-9620 e-mail:otarunay@yahoo.co.jp 「オタルナイ・レコードのホームページ」 http://www.geocities.jp/otarunay/ ====================================================================== 『ライブ・ラギング』<VOL.9>訂正情報 浜田隆史です。先にお送りしたメールマガジンの中で、以下の予定の住所が間違って いました。お詫びして下記に訂正いたします。 ★ 2月1日(日) 18:30開場、19:00開演  札幌・カフェダイマ(南1西25仲通)  【出演】浜田隆史(ギター)/RINKA(フィドルとギター、ブズーキ)  【料金】前売2000円、当日2300円(1ドリンク付き)  【問合先】Tel:011-644-1129(カフェダイマ)