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デヴィッド・トーマス・ロバーツ の情報ページ

 

★YouTubeにDavid Thomas Robertsのビデオ映像アップ! (08.7.19) NEW!!

 現代ラグタイム最高の作曲家と称されることもある、デビッド・トーマス・ロバーツ(David Thomas Roberts)。
 彼は、ラグタイムを基盤に、様々な音楽の影響を昇華した、独自のロマンチシズムを表現する作曲家です。
 2006年秋に行われた彼の来日コンサート・ツアーのうち、11/2の日暮里サニーホールでの演奏を、
 ご本人の許諾をいただき、いくつかYouTubeにアップしました。

 できるならば、紹介ページのテキストも全部読んでいただきたいので、あえてURLだけ貼り付けます。

★Through the Bottomlands
http://jp.youtube.com/watch?v=ZTpVl5CmBOM

★Maria Antonieta Pons
http://jp.youtube.com/watch?v=sTI3UGPHl5U

★Toulouse Street, from "New Orleans Streets"
http://jp.youtube.com/watch?v=ZkjJIEG_-8c

 あのときの感動が蘇ります。
 また、この貴重な来日ツアーを見逃した方にもぜひお奨めします。
 この機会に、彼の音楽に改めて触れていただければ幸いです。

 「ネットラジオのすすめ」 (2007.2.7)

アメリカのラジオのラグタイム番組「Ragtime America」1月18日放送分が、
David Thomas Roberts のバースデー特番だったことがわかりました。
http://kgnu.org/ht/listings.html?show=RagtimeAmerica

この番組は、ラグタイム評論家の Jack Rummel 氏がパーソナリティー。
ストリーミングで2ヶ月前の放送分まで聴くことができます。
(ファイルには期間制限があるので、どうぞお急ぎください!)。

この日のプログラムは、アルバムに収録されていない未発表曲が多く、またそのすべてが非常に高い水準の作品。
ファンなら絶対に聴き逃せない番組です。デヴィッドさんの神秘的な才能に、私は改めて感服しました。

曲目は以下の通りです。

The Girl on the Other Side
Hattiesburg Days
The Pen Pals
Rock Island
Honey Island Farm
The Kingdom of Callaway
Adele's Lullaby
Tia St. Antoine
For Sam
Cynthia
Discovery

「Honey Island Farm」までが初期のフォーク・ラグ的な曲、その後は近年の作品というナイスな選曲です。
特に「The Kingdom of Callaway」の美しさには、ホロリとさせられました。

私は以前、「Honey Island Farm」の楽譜をMIDI化して聴いていましたが、目の覚めるような演奏。
まさかこんなにすばらしい曲だとは思いませんでした。
音楽はただ楽譜をベタ打ちすればいいというものではないと、再認識しました。

どうかこのチャンスをお聞き逃しなく。
ネットラジオの聴き方がわからない方は、
私宛にご一報ください。

 

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*2006年日本ツアーは盛況のうちに終了しました。どうもありがとうございました。[2006-11-5]

デヴィッド・トーマス・ロバーツ
David Thomas Roberts

ピアノ・コンサート
 
2006年10月27日(金)〜11月4日(土)

―― 叙情、ラグタイム、そしてアメリカの風景 ――

近年のアメリカで最も重要な作曲家と評されている、ミシシッピ州出身のピアニスト。
ついに待望の日本ツアーです。

ラグタイム[ジョプリン]、初期のジャズ[モートン]、タンゴやラテン音楽[ナザレ]、
ロマン派音楽[ショパン]等に影響を受けた、ロマンチックなオリジナル曲の数々。
音楽を愛する全ての人にお勧めします。

PROGRAM:

ロベルト・クレメンテ Roberto Clemente
マガジン・ストリート Magazine Street (組曲『ニューオーリンズ・ストリーツ』より)
ディスカヴァリー Discovery
ナンシーの図書室 Nancy's Library
低地を通って Through the Bottomlands
マリア・アントニエタ・ポンズ Maria Antonieta Pons 他

企画・主催:オタルナイ・レコード
協力:日本ラグタイムクラブ、(株)プロ アルテ ムジケ、ボルドーナ音楽研究所、(有)art point、(有)TAB Guitar School

★ 来日ツアー日程

◆ 10月27日(金) 開場18:30/開演19:00
 東京・スタインウェイサロン 松尾ホール
http://www.h-matsuo.co.jp/hall/

オープニング・アクト:浜田 隆史(ギター)
料金:前売4,500円/当日4,800円
 
◆ 10月28日(土) 開場18:30/開演19:00
 名古屋・パラダイスカフェ21
http://www.garys-group.com/paradisecafe/info.html

オープニング・アクト:浜田 隆史(ギター)
料金:前売4,500円/当日4,800円
 
◆ 10月29日(日) 開場19:00/開演19:30
 大阪・メイシアター 小ホール
http://www.maytheater.jp/

オープニング・アクト:浜田 隆史(ギター)
料金:前売4,500円/当日4,800円

◆ 11月1日(水) 開場18:30/開演19:00
 さいたま・市民会館うらわ コンサート室
http://www.saitama-culture.jp/urawa/urawa_other.html

オープニング・アクト:浜田 隆史(ギター)
料金:前売4,500円/当日4,800円
 
◆ 11月2日(木) 開場18:30/開演19:00
 東京・日暮里サニーホール コンサートサロン
http://www.cbc-sunny.jp/HOME.html

オープニング・アクト:グランパズ・ラグタイム・デュオ
(Alexei Rumiantsev [pf.] & Hiromi Rumiantseva [vo.] )
料金:前売4,500円/当日4,800円
 
◆ 11月4日(土) 開場18:30/開演19:00
 札幌・ヤマハ 「フィールズ」
http://www.muse-club.biz/guidetour/fields.html

オープニング・アクト:浜田 隆史(ギター)
料金:前売4,500円/当日4,800円

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目次:


1.デモCDR (試聴用MP3ファイル付き)


2.委託販売CD (試聴用MP3ファイル付き) (2006年11月16日更新)

★『アメリカの風景』(American Landscapes)
★ 『ベスト・オブ・ニューオーリンズ・ラグタイム・ピアノ』 (Best Of New Orleans Ragtime Piano
★ 『スコット・ジョプリン全集Vol.1』 (Scott Joplin the Complete Piano Music, Vol.1
★ 『ニューオーリンズ・ストリーツ』 (New Orleans Streets 1981-1985
★ 『ディスカヴァリー』 (Discovery


3.委託販売楽譜 (2006年11月16日更新)

★ 「山の赤ちゃん」 (Babe of the Mountains
★ 「シンシア」 (Cynthia
★ 「発見」 (Discovery
★ 「序曲 (ニューオーリンズ・ストリーツより)」 (Introduction - from "New Orleans Streets"-
★ 「マリアナのワルツ」 (Mariana's Waltz
★ 「ザ・ダイアモンズ」 (The Diamonds

★ 「ラグタイム作品集 Vol.I」
★ 「ラグタイム作品集 Vol.II」
★ 「ラグタイム作品集 Vol.III」



4.プロフィールと年表

5.作曲リスト (2007年2月2日更新) NEW!!

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1.デモCDR (試聴用MP3ファイル付き)

デモCDR 配布中!! (MP3音源もアップ)
★ 『デヴィッド・トーマス・ロバーツ:デモCDR』  [Otarunay Records]  無料(送料200円[切手可])  注文ページ→



  
1. 発見 Discovery (2004)
  
2. ナンシーの図書室 Nancy's Library (2004-05)
  
3. シャルボノー Charbonneau (by Scott Kirby)
  
4. パインランド・メモール Pinelands Memoir (1978)
  
5. クリオール Kreole (1978)
  
6. ロベルト・クレメンテ Roberto Clemente (1979)
  
7. マリア・アントニータ・ポンズ Maria Antonieta Pons (1986-87)
  
8. ポロ・グラウンド最後の日々 Last Days of the Polo Grounds (1986-87)
    
(MP3, 2分)

 「本人監修のデモCDR。」  (8曲入り、各曲は2分短縮版)

 彼の音楽に手軽に触れていただくため、一般向けのデモCDRを制作しました。
 ご本人の監修を受けた選曲になっています。
 ご希望の方は、無料(送料200円[切手可])ですので、お気軽にどうぞ。
 (複数枚ご希望の場合は応相談)。

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2. 委託販売CD (試聴用MP3ファイル付き)

 

 ★ 『アメリカの風景』(American Landscapes
  [Pinelands Recordings]
¥2,500(税込) 注:2006年11月現在、在庫切れ。再入荷時期は未定です。


  1. パインランズ・メモール
 Pinelands Memoir
  2. 引っ越した女の子
 The Girl Who Moved Away
  3. マリオン郡に戻って
 Back to Marion County
  4. スルー・ザ・ボトムランズ
 Through the Bottomlands
  5. マスカタイン
 Muscatine
  6. クリオール
 Kreole
  7. ディクソン
 Dixon
  8. 向こう側の女の子
 The Girl on the Other Side
  9. フランクリン・アヴェニュー
 Franklin Avenue
  10. フォンテーヌブロー・ドライヴ
 Fontainebleau Drive
  11. ナポレオン・アヴェニュー
 Napoleon Avenue
  12. マディソンハイツの女の子
 Madison Heights Girl
  13. アンナ
 Anna
  14. ポロ・グラウンド最後の日
 Last Day Of The Poro Grounds
  15. ロベルト・クレメンテ
 Roberto Clemente
  16. カンザスシティーに
 For Kansas City

 「過去の代表作を網羅したベスト盤的アルバム。」

 デヴィッド・トーマス・ロバーツのラグタイム的な曲を多く収めた名盤(1995)。
 ジョージ・ウィンストンからも絶賛されています。
 代表曲「ロベルト・クレメンテ」「パインランズ・メモール」など16曲を収録。
 デヴィッド・トーマス・ロバーツの音楽の入門用としてもお勧めです。

 特典:日本語解説(12ページの豪華ブックレット)付き。

 すでに輸入盤でお持ちの方には、日本語ブックレットを実費(送料込み300円)でお送りします。
 ご希望の方はお気軽にどうぞ。

 

★ 『ベスト・オブ・ニューオーリンズ・ラグタイム・ピアノ』
Best of New Orleans Ragtime Piano
  [Mardi Gras Records MG1002] ¥2,500(税込) 注:2006年11月現在、在庫切れ。再入荷時期は未定です。



[全47分、1978年]


  1. プリティー・ベイビー Pretty Baby
  2. カンザス・シティー・ストンプス Kansas City Stomps
  3. ママニータ Mamanita
  4. ファット・フランシス Fat Frances
  5. ホンキー・トンク・ミュージック Honky Tonk Music
  6. ストラトフォード・ハンチ Stratford Hunch
  7. ザ・パールズ The Pearls
  8. トム・キャット・ブルース Tom Cat Blues
  9. ミスター・ジェリー・ロード Mr. Jelly Lord
  10. ニューオーリンズ・ジョイズ New Orleans Joys
  11. ザ・ネイクト・ダンス The Naked Dance
  12. スポンジ Sponge

 「とにかく楽しめる、初期のモートン曲集。」

 1978年に発表された、デヴィッド・トーマス・ロバーツ初めてのアルバム。
 LPの原タイトルは『Music for a Pretty Baby』でした。
 リズムの切れを利かせた落ちついた演奏。
 すでに若くしてニューオーリンズ・ピアノの真髄を体得していたことを示しています。
 後の傑作『ニューオーリンズ・ストリーツ』(1992)に発展する前の荒削りな原石としての興味も尽きません。
 ...しかし、本当は何もかも忘れて楽しむのが、このアルバムの一番いい聴き方かも知れません。
 さあ、みんなもストンプ(足踏み)しましょう!

 特典:日本語解説(12ページの豪華ブックレット)付き。

 すでに輸入盤でお持ちの方には、日本語ブックレットを実費(送料込み300円)でお送りします。
 ご希望の方はお気軽にどうぞ。

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★ 『スコット・ジョプリン ピアノ曲全集 Vol.1』
Scott Joplin the Complete Piano Music, Vol.1
  [Solo Art Records SACD-131] ¥2,500(税込) 注:2006年11月現在、在庫切れ。再入荷時期は未定です。



[全59分、2003年]


  1. オリジナル・ラグズ Original Rags (MP3, 1分)
  2. レオーラ Leola ― Two Step
  3. プリザント・モーメンツ Pleasant Moments ― Ragtime Waltzs
  4. ピーチェリン・ラグ Peacherine Rag
  5. サンフラワー・スロー・ドラッグ Sunflower Slow Drag ― Ragtime Two Step
  6. メイプル・リーフ・ラグ Maple Leaf Rag
  7. ウィーピング・ウィロー Weeping Willow ― A Ragtime Two Step  (MP3, 1分)
  8. ビンクス・ワルツ Bink's Waltz
  9. エリート・シンコペーションズ Elite Syncopations
  10. ザ・フェヴァリット The Favorite ― A Ragtime Two Step
  11. スワイペシー Swipesy ― Cake Walk
  12. アントワネット Antoinette ― March and Two Step
  13. ザ・ノンパレル The Nonpareil ― A Rag and Two Step
  14. グラジオラス・ラグ Gladiolus Rag
  15. ジ・イージー・ウィナーズ The Easy Winners ― A Ragtime Two Step (MP3, 1分)

 「優れた解釈と卓越した表現力。ジョプリン演奏の決定版!」

 現代ラグタイムの巨匠であるデヴィッド・トーマス・ロバーツが、
 ついにあのスコット・ジョプリンの作品に取り組んだ、究極のピアノ全集第一弾。
 ジョプリンの歴史的・音楽的な意義を再評価できる、優れたラグタイム・アルバムです。
 厳選された構成、良質の録音、そして興味深い彼自身の解説も見どころです。

 特典:日本語解説(12ページの豪華ブックレット)付き。

 すでに輸入盤でお持ちの方には、日本語ブックレットを実費(送料込み300円)でお送りします。
 ご希望の方はお気軽にどうぞ。

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★ 『ニューオーリンズ・ストリーツ』(New Orleans Streets 1981-1985
  [Solo Art Records SACD-115]
¥2,500(税込)  注文ページ→



[全69分、1992年]


  1. 序曲 Introduction (MP3, 2分)
  2. ディケーター・ストリート Decatur Street
  3. ブルゴーニュ・ストリート Burgundy Street
  4. フランクリン・アヴェニュー Franklin Avenue
  5. ジャクソン・アヴェニュー Jackson Avenue
  6. ワルツ Waltz
  7. ナポレオン・アヴェニュー Napoleon Avenue
  8. マガジン・ストリート Magazine Street (MP3, 2分)
  9. トゥールーズ・ストリート Toulouse Street
  10. アナンシエイション・ストリート Annunciation Street
  11. ブロード・アヴェニュー Broad Avenue (MP3, 2分)
  12. 間奏曲 Interlude (MP3, 2分)
  13. フォンテーヌブロー・ドライヴ Fontainebleau Drive
  14. 復讐 Revenge
  15. さようなら Farewell

 註:再販された本CDの曲名表記で、8曲目が「Magazine Avenue」になっていますが、
   これは誤植で、正しくは「Magazine Street」です。


 「ニューオーリンズの心象風景を綴ったピアノ組曲。」

 後に「テラ・ヴェルデ」と呼ばれる、新しい音楽ジャンルの始まりを示しています。
 ラグタイム、ニューオーリンズ・ピアノ、クラシックなどの要素が渾然一体となり、
 独特の緊張感と魔力を感じる音楽になっています。
 その後何度も再演・再録音されている、デヴィッド・トーマス・ロバーツの代表作です。

 特典:日本語解説(12ページの豪華ブックレット)付き。

 すでに輸入盤でお持ちの方には、日本語ブックレットを実費(送料込み300円)でお送りします。
 ご希望の方はお気軽にどうぞ。

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★ 『ディスカヴァリー』(Discovery
  [David Thomas Roberts Music]
¥2,500(税込)  注文ページ→



[全62分、2005年]

「私の好きなCD」・
『ディスカヴァリー』のページへ→


  1. 発見 Discovery (MP3, 2分)
  2. シャルボノー Charbonneau
  3. マリアナのワルツ Mariana's Waltz
  4. アイス・フロウズ・イン・エデン Ice Floes in Eden
  5. ミズーリ連合の想い出 Memories of a Missouri Confederate
  6. 幻想曲ニ長調 Fantasy in D (MP3, 2分)
  7. コーラル・前奏曲 Chorale-Prelude
  8. コーラル第二番 Chorale No. 2
  9. フレデリックと湾岸 Frederic and the Coast
  10. シンシア Cynthia
  11. 山の赤ちゃん Babe of the Mountains
  12. ナンシーの図書室 Nancy's Library (MP3, 2分

 「ジャンルの枠を越えた無類の芸術作品。」

 再入荷しました!
 現代ラグタイム作曲家の最高峰、デヴィッド・トーマス・ロバーツの最新CD。
 ラグタイムのリズム、クラシックの芸術性を兼ね備えた音楽。
 長い間心に残る、素晴らしいピアノ音楽です。

 特典:日本語解説(12ページの豪華ブックレット)付き。

 浜田隆史のイチオシCD、どうぞよろしく。

 すでに輸入盤でお持ちの方には、日本語ブックレットを実費(送料込み300円)でお送りします。
 ご希望の方はお気軽にどうぞ。

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3.委託販売楽譜

     ★ 「山の赤ちゃん」 (Babe of the Mountains CD『ディスカヴァリー』収録
     
★ 「シンシア」 (Cynthia CD『ディスカヴァリー』収録
     
★ 「発見」 (Discovery CD『ディスカヴァリー』収録
     
★ 「序曲 (ニューオーリンズ・ストリーツより)」 (Introduction - from "New Orleans Streets"- CD『ニューオーリンズ・ストリーツ』収録
     
★ 「マリアナのワルツ」 (Mariana's Waltz CD『ディスカヴァリー』収録
     
★ 「ザ・ダイアモンズ」 (The Diamonds 未発表曲

上記は、各一曲ずつの「ピース販売」です(各1200円、送料別)。
比較的最近の、ロマン派音楽として充実した作品が選曲されています。
表紙の装丁は芸術的で、楽譜の内容も、微細な表現から変奏に至るまで克明に表現されています。
ピアノ愛好家の方、ぜひ挑戦してみて下さい。
  注:2006年11月現在、在庫切れ。再入荷時期は未定です。

     ★ 「ラグタイム作品集 Vol.I」
            1.Waterloo Girls,2.Camille,3.Kreole,4.Frederic and the Coast,
            5.Madison Heights Girl,6.Through the Bottomlands,7.Pinelands Memoir,8.Roberto Clemente
     
★ 「ラグタイム作品集 Vol.II」
            1.The Girl Who Moved Away,2.For Kansas City,3.Poplarville,4.The Early Life of Larry Hoffer,
            5.Mississippi Brown Eyes,6.The South Mississippi Glide,7.Honey Island Farm,8.Maria Antonieta Pons
     
★ 「ラグタイム作品集 Vol.III」」
            1.Memories of a Missouri Confederate,2.Washington County Breakdown,
            3.Lily Langtry Comes to the Midwest,4.For Robin Holtz Williams,5.Forrest County,
            6.Muscatine,7.Braymer,8.Anna 

こちらは初期が中心のラグタイム曲集で、各8曲を収録しています(各2800円、送料別)。
ラグタイム・ピアニストは必見の楽譜集。ぜひ挑戦してみて下さい。
  注:2006年11月現在、在庫切れ。再入荷時期は未定です。

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4.プロフィールと年表

 <プロフィール>

デビッド・トーマス・ロバーツ David Thomas Roberts (b.1955)

 ミシシッピ州 Moss Point 出身、現在はカリフォルニア州に在住。
 彼は、モダン・ラグタイムにおける最も傑出した音楽家・ピアニストであると同時に、フォーク・ラグ研究家、シュールレアリズムの現代画家、そして詩人として、多彩な活動をしています。

 現在わかっているだけで100曲以上のラグタイムをベースにしたピアノ曲があり、1978年から現在に至るまで、数多くのアルバムを発表しています。ラグタイムだけでなく、タンゴやクレオール音楽、ショパンやアルベニスなどロマン派音楽の影響を強く感じさせる作風を持ち、メロディーセンスはまさに天才的。「この半世紀のアメリカで最も重要な作曲家」とすら言われています。

 彼は、ノルウェーの「オスロ・コンサート・ホール」から、ニューヨークの「92nd Street Y」を含むアメリカ全土に至るまで、多くの会場でコンサートをしてきました。彼の作品は、ギタリストのスティーブ・ハンコフからノルウェーのオフェリア・オーケストラまで、数多くの独奏者やアンサンブルに取り上げられています。

 また、主要メディアの番組にも採用されていて、北アメリカでは ABC TV の「Good Morning America」や National Public Radio の「All Things Considered」、そしてカナダの CBC radio などで聴くことができます。最近、彼はオークランド・バレー団の伴奏も担当し、そこではクラシック・ラグタイム作曲家の作品を独自にアレンジして演奏しました。

 彼は研究者でもあり、『新グローブ辞典(The New Grove Dictionary)』アメリカ音楽の巻で見出し語の執筆をしました。彼のメディアミックス的な芸術作品は、幻想芸術の雑誌「Raw Vision」に掲載され、また彼の詩は、アラバマ大学が2003年に出版した実験的詩集「Another South」に収録されました。

 

<年表>

1955年:1月16日、ミシシッピ州モスポイントに生まれる。

1963年:8才の頃から絵画・執筆・作曲活動を開始。

1978年:最初のLP『Music For A Pretty Baby』(ジェリー・ロール・モートン集)を発表。
    後に『Best Of New Orleans Ragtime Piano』というタイトルでCD化される。

1982年:LP『An Album Of Early Folk Rags』(フォーク・ラグ集)を発表。

1983年:LP『Pinelands Memoir And Other Rags』(初のオリジナル曲集)を発表。

1984年:LP『Through The Bottomlands』(オリジナル曲集)を発表。

1985年:LP『The Amazon Rag』(フォーク・ラグ集)を発表。
    組曲『New Orleans Streets』が完成、本人によりニューオーリンズで初演される。

1988年:後にCDとなる『New Orleans Streets』のほとんどの曲を録音。

1989年:ギタリストのスティーブ・ハンコフが、「Roberto Clemente」のギター編曲版を発表。

1992年:最初のCD『New Orleans Streets 1981-1985 suite for piano』(オリジナル曲集)を発表。
    フランク・フレンチの最初のCD『More American Souvenirs』のライナーを執筆。
    第一回のロッキーマウンテン・ラグタイム・フェスティバルに出演、以後毎年出演している。

1993年:CD『15 Ragtime Compositions』(オリジナル曲集)を発表。

1995年:オリジナルを含む様々な作曲家の作品を収めたCD『Early Tangos to New Ragtime』を発表。
    また、CD『American Landscapes』(オリジナル曲集)を発表。
    さらに、オムニバス盤『Frontiers : New Worls Piano Music』に参加。

1997年:CD『Folk Ragtime: 1899-1914』(フォーク・ラグ集)を発表。
    また、オムニバス盤『Terra Verde』に参加。
    スコット・カービー、フランク・フレンチとともに「テラ・ベルデ」という新しい音楽のジャンルを提唱。
    後に「Terra Verde Society」が生まれる。

2000年:CD『The Collected Brun Campbell』(ブルン・キャンベル集)を発表。

2003年:CD『Scott Joplin the Complete Piano Music, Vol.1』(スコット・ジョプリン集)を発表。
    アラバマ大学が出版した実験的詩集「Another South」に、彼の詩が収録される。

2005年:CD『Discovery』を発表。実に10年ぶりとなるオリジナル曲集。

 

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