♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯        オタルナイ・レコード提供         浜田隆史の音楽情報誌         『ライブ・ラギング』          <VOL.25>        (2006年1月12日発行) ♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯  浜田隆史:  北海道小樽市を拠点に活動しているラグタイム・ギタリスト。  自主制作CDを多数発表している他、1999年に「TAB Guitar School」から『クライマックス・ラグ』のCDと楽譜集を発表、ラグタイム・ギターの第一人者として評価されました。多数のオリジナル曲の他、スコット・ジョプリンなどのピアノ・ラグをギターにアレンジしたものが十八番です。 ======================================================= ■はじめに  あけましておめでとうございます(さすがに遅すぎ?)。  今年もどうぞよろしくお願いします。  このメールマガジンは、「Yahoo! eグループ」またはBCCで配信されています。今まで電子メールで交流のあった方にお送りしていますが、もし不要な方は、お手数ですがこのままご返信ください。次回からは配信されません。 ======================================================= ■ 2005年ツアー終了、2006年もやります!  浜田隆史、昨年秋の全国ツアー(11月4〜16日)、そして冬の関東ツアー(12月8〜13日)、無事に終了しました。このツアーの模様は、恒例の「ライブ日記2005」に掲載しました。 http://www.geocities.jp/otarunay/livenikki3-2.html http://www.geocities.jp/otarunay/livenikki3-3.html  さらに、2006年も1月28日〜2月4日まで本州ツアーに出掛けます! なんだか今までになかったくらい、活発にライブをやっています。  取って付けたテーマは「雪に負けるな!」。  予定は最後に記しましたので、お近くの方はぜひどうぞ! ======================================================= ■ 気になる音楽情報 (25) ★ デヴィッド・トーマス・ロバーツ、今年秋に日本ツアー決定!  日本ラグタイムクラブ(JRC)は、昨年3月のボブ・ミルン・名古屋コンサートに続き、今年は現代ラグタイム最高の作曲家・ピアニスト、David Thomas Roberts の日本ツアーを企画します。私の長年の夢がついに実現します。  時期は2006年10-11月頃。関東、大阪、名古屋、そして札幌など、計6回公演の予定。詳細は決まり次第告知しますが、今のところ以下の公演が決定しています。  10/28(土)名古屋・パラダイスカフェ21  11/2(木)東京・日暮里サニーホール  11/4(土)札幌・ヤマハ「フィールズ」  世界最高峰のラグタイムを鑑賞する絶好の機会です。  各方面からのご支援とご協力をお願いします。  なお、現在、デヴィッド・トーマス・ロバーツの宣伝資料として、6曲入りデモCDRとチラシを制作中。完成したらまたメールマガジンなどで告知します。 ======================================================= ■ 好きなアルバム (26)  私の好きなアルバムを幅広くご紹介したいと思います。 ◎ A Little Lost Lamb / Sue Keller (Sue Keller & HV Recording HVR 0502、2005年) http://cdbaby.com/cd/suekeller11 http://www.rtpress.com/ 1. Jersey Rag (Joseph Lamb, 1959) 2. Chasin' the Chippies (Joseph Lamb, 1914) 3. Greased Lightening Rag (Joseph Lamb, 1959) 4. Mignonne (Joseph Lamb, 1901) 5. Gee, Kid! But I Like You (Joseph Lamb, 1909)* 6. Lorne Scots on Parade (Joseph Lamb, 1904) 7. Rapid Transit (Joseph Lamb, 1959) 8. I Want To Be A Birdman (Joseph Lamb, 1913)* 9. Red Feather (Joseph Lamb, 1906) 10. Ragged Rapids Rag (Joseph Lamb, 1905) 11. Walper House Rag (Joseph Lamb, 1903) 12. My Queen of Zanzibar (Joseph Lamb, 1904) 13. Beehive Rag (Joseph Lamb, 1959) 14. Joe Lamb's Old Rag (Joseph Lamb, 1959) 15. Ragtime Special (Joseph Lamb, 1959) 16. Spanish Fly (Joseph Lamb, 1912) 17. I'll Follow the Crowd to Coney (Joseph Lamb, 1913)* 18. Alaskan Rag (Joseph Lamb, 1959)  現代アメリカ随一の女流ラグタイム・ピアニスト・ヴォーカリスト、スー・ケラーの最新作は、何とジョセフ・ラムの未発表曲を集めたラグタイム・マニア垂涎のアルバム。  ラグタイム三巨頭の一人、ジョセフ・ラムは、「アメリカン・ビューティー」「ラグタイム・ナイチンゲール」「エチオピア・ラグ」などの作者ですが、不幸にもこれまでに多数の未発表曲(または未出版曲)があることで知られていました。しかしこれで、全部とは言わないまでも、その多くが明らかになったと言えるでしょう。  特に、ラムが1907年頃、憧れのスコット・ジョプリンに直接聴いてもらったラグの一つとしてその名が伝記に登場していた「Joe Lamb's Old Rag (Dynamite Rag)」は、まだ荒削りながら、彼の初期を代表するラグタイム。他にも多くのラグタイムが収録されていますし、それだけでなくマーチや歌曲(*)まで、様々な曲が取り上げられています。  これほど多くの未発表曲を、スー・ケラーは実に誠実に、端正な演奏で聴かせてくれます。2005年の同名楽譜出版にも尽力し、ラムの典型的なクラシック・ラグを何とか後世に伝えたいという使命感が、このアルバムをさらに素晴らしいものにしています。  もともと歌手としても実力のある人で、歌曲でも非常に楽しい雰囲気を演出。17曲目では、今回の企画の功労者でもあるラムの娘、パトリシア・ラム・コンとデュエットまでこなしていて、これはまさに歴史的名演となっています。  私も決して少なくないラグタイム・アルバムのコレクションがありますが、その私でさえ全く知らなかった曲が多く、ラグタイムの歴史上からも重要な資料だと言えるでしょう。ラグタイム・ファン必聴のアルバムです。 ======================================================= ■ 音楽と全く関係ない話題(23)  触れるのも嫌な話題ですが、今年の大雪について。  新潟や長野がよく話題になりますが、今年は北海道もよく降ります。特に後志地方は例年の倍以上の降雪量らしくて、小樽市も1月10日までに121センチを記録。1月でこんなに積もった年は記憶にありません。  我が家の屋根が心配な今日この頃ですが、屋根の雪下ろし業者は大繁盛で、なかなか電話が繋がりません。何とか予定を入れたのが一週間後ということで、それまでにまたドカ雪になったら、これが私の絶筆になるかも知れません...。  ここまで雪が降り積もると、広い道路に面している場所ならいざ知らず、私の住んでいる小路のような環境では、「雪を掻く」という発想がなくなってきます。雪捨て場がもうないので、降ったその場で「雪を固める」という作業になってきます。このため道がどんどん高くなってくるのです。  夏の間に目にしていた何気ない風景が、こうして冬は一段高いところから眺めることになります。気持ちいいことは気持ちいいのですが、これ、一体どこまで高くなるのかと思うと恐ろしくもなります。  雪をきれいなものだと思っている南の国の皆さん、お願いですから少し持っていって下さい。 ======================================================= ■ 1〜2月の本州ツアー!  きたる本州ツアーの予定について、今わかっている情報をお伝えいたします。  皆様のお越しをお待ちしております。 http://www.geocities.jp/otarunay/yotei.html ★1月19日(木) 19:30〜  札幌・Jack In The Box http://www.hf.rim.or.jp/~dlcm1959/jack%2526zippy/jack%2526zippy.html  【出演】浜田隆史/新・覆面シンガー  【料金】投げ銭  【問合先】tel: 011-741-3741(Jack In The Box) ★1月28日(土) 16:00〜  横浜・北仲ビル in 馬車道  【出演】浜田 隆史/Sketch(g)/南澤 大介(g)  【料金】2,500円  【問合先】e-mail: sketch@peach.ocn.ne.jp(Sketch) ★1月29日(日) 19:30〜  東京・国分寺 クラスタ http://www.classta.com/  【出演】浜田 隆史/一 卓詞(g)  【ゲスト】覆面シンガー  【料金】2,000円(+1オーダー)  【問合先】tel: 042-326-8184 (クラスタ) ★1月30日(月) 20:00〜  東京 新橋・レッドペッパー http://www31.ocn.ne.jp/~redpepper/  【出演】浜田 隆史/一 卓詞(g)/小川 倫生(g)  【料金】2,500円(+1オーダー)  【問合先】tel: 03-3574-6067 (RED PEPPER) ★2月1日(水) 20:00〜  横浜・ぐりふぉれ屋 http://www1.seaple.icc.ne.jp/g-forest/gurifon/  【出演】浜田 隆史/一 卓詞(g)  【料金】チャージ2,000円+1,000円ミニマムオーダー  【問合先】tel: 090-6043-1436(ぐりふぉれ屋) ★2月2日(木) 19:30〜  名古屋・Jazz 40/30 http://www.paw.hi-ho.ne.jp/jazz40-30/index.htm  【出演】浜田 隆史/川合 ケン(ウクレレ他)  【料金】2,500円(1ドリンク付き)  【問合先】tel: 052-981-0505(Jazz 40/30) ★2月4日(土) 20:00開場/20:30開演  大阪・岡町 あーとらんど PIA http://homepage2.nifty.com/art-point/  【出演】浜田 隆史  【料金】前売1,000円/当日1,200円  【問合先】tel: 06-6386-6384((有)art point)  ではまた! ======================================================= 発行者:浜田隆史 〒047-0021 小樽市入船2-12-5 tel & fax : 0134-24-9620 e-mail:otarunay@yahoo.co.jp 「オタルナイ・レコードのホームページ」 http://www.geocities.jp/otarunay/ =======================================================