♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯        オタルナイ・レコード提供         浜田隆史の音楽情報誌         『ライブ・ラギング』          <VOL.57>       (2011年2月2日発行) ♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯  浜田隆史:  北海道小樽市を拠点に活動しているラグタイム・ギタリスト。  自主制作CDを多数発表している他、1999年に「TAB Guitar School」から『クライマックス・ラグ』のCDと楽譜集を発表、ラグタイム・ギターの第一人者として評価されました。多数のオリジナル曲の他、スコット・ジョプリンなどのピアノ・ラグをギターにアレンジしたものが十八番です。 ======================================================= ■ はじめに  こんにちは。浜田隆史のメールマガジンです。前号から一ヶ月という、最近のメルマガにしてはハイペースでこの号を作りました! 今回は一卓嗣くんの北海道ツアー直前と、7年ぶりの歌物CD『歌ばっか』のご紹介をさせていただきたいと思います。  なお、もしこのメールマガジンをご不要の方は、このままご返信ください。次号からは発送されません。 ======================================================= ■ デヴィッド・レイブマン感想(1/10) http://www.tab-guitar-school.co.jp/Laibman2011/Laibman2011.html  ラグタイム・ギターのパイオニア、デヴィッド・レイブマンの来日ツアーも記憶に新しいところ。私は、光栄にも1/10の新宿・バックインタウンでのライブにゲスト出演させていただきました。会場入りして打田さん・デヴィッドさんご夫妻にお会いして、「あの伝説のギタリストが生きて動いている!」というだけでも信じられない気持ち。御年68とお聞きしていましたが、リハの時点からもうバリバリとあの複雑なプレイで、年齢をまるで感じさせない素晴らしさでした。  髪こそ白髪ですが、長髪を後ろに束ねて、お年よりかなり若々しく見えます。大きな体にストラップでギターをかけ、背の高い椅子に座って、ほぼスタンディングのような姿勢で弾いていました。オリジナルのラグタイムも含め、メキシカンな曲、ラフマニノフの曲、そして歌ものまで含め、さまざまな音楽をあの独自の複雑な奏法で演奏していました。  常に音楽が先にあって、そこからギターを考えていくという、レイブマンさんのチャレンジ精神、意外な芸風の広さ、そしてあんな難しい事をやっているのに、常に笑顔を忘れないというエンターテナーの姿勢に、私も改めて多くを学んだつもりです。  最後は打田さんとのデュオ演奏、そして光栄にも私も混ぜていただき、最後は三人で定番の「フレイト・トレイン」で締めくくったのでした。終演後、デヴィッドさんにサインも頂き、お褒めの言葉も頂いたり、一晩で信じられないことが次から次へと起こりました。ともかく、こうして夢のようなライブが終了したのでした。 (mixi日記より一部引用)  私もこれを励みにして、これからもますますがんばっていきたいと思います。 ======================================================= ■ 新アルバム『歌ばっか』(OTR-031、2500円) http://www.otarunay.com/utabakka.html 1.昔の写真/2.生まれてよかった/3.PAブルース/4.パズル/5.いくら好きでも/6.遠く離れて/7.マルちゃん/8.女の魅力/9.勇気一発/10.川のほとり/11.スの自分/12.曲を作ろう/13.ここに帰る/14.アトゥイソ ピリカ/15.カリヨン(ギターソロ)/16.パンの耳  2004年の『歌箱』以来7年ぶりとなる、新作の歌ものアルバム『歌ばっか』が完成しました!(全60分)  今回は、なんと多重録音によるポップ・(またはフォーク・)ロックのアルバムです。全体の三分の二の割合で、打楽器やベース、コーラスなどの入ったバンド形式の編曲をしています。しかし、ほとんど打ち込みは使わず、エレキギターもアンプの音をマイク録りしていて、ライブ感を重視しています。  暗いギターソロに飽きたというアナタ(?)に、ノリノリで10歳くらい若返っちゃうようなアルバムをお届けします。  どうぞよろしく! ======================================================= ■ 一 卓嗣  2011年2月、初の北海道ツアー!  長年のギター仲間の一人で、私と全く正反対の叙情的ソロギターを弾くギタリスト、一卓嗣(はじめたかし)くんが、初めての北海道ツアーを行います。 ◎ 一 卓嗣(はじめ たかし) http://www4.ocn.ne.jp/~tak-h/ 1997年 オムニバスアルバム「Acoustic Guitar / Solo」に参加。/2005年 ソロアルバム「BLANC」をリリース。/2006年 オムニバスアルバム「涙 〜ジョン・フェイヒイ・トリビュート〜」に参加。 彼のスタイルは、名ギタリスト、ウィリアム・アッカーマンに強い影響を受けたシンプルなアルペジオが基本ですが、その音楽には唯一無二の個性があります。紡ぐ音一つ一つが実に優しく穏やかで、優れた映画音楽のように、聴く人の心に美しいヴィジョンを魅せるのです。近年試みているフリー・インプロビゼーションの世界にもご注目ください!  私も負けじとラグタイム・ギターと(新作を出したばかりの)歌物で魅せたいと思います。この機会をどうぞお見逃しなく! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■ ツアー日程 ★ 2月3日(木) 開場19:00/開演19:30  札幌 BOSTON CLUB (札幌市中央区南5西3 大松ビル6F) http://bostonclub.web.fc2.com/ 【出】一 卓嗣(ギター)/浜田 隆史(ギター、歌) 【金】2,500円(1ドリンク付) 【問】TEL:011-512-4939(BOSTON CLUB) ★ 2月4日(金) 開演20:00〜  札幌 LOG(ローグ) (札幌市北区北14条西3丁目 ゼウスビル地下) http://sapporo-log.net/log_main.html   【出】一 卓嗣(ギター)/浜田 隆史(ギター、歌) 【金】2,500円(1ドリンク付) 【問】TEL:011-737-5388/090-7648-3037 (LOG) ★ 2月5日(土) 開場18:30/開演19:00  小樽 一匹長屋 (小樽市花園3-3-3) http://shino.cside.com/nagaya/ 【出】一 卓嗣(ギター)/浜田 隆史(ギター、歌) 【金】2,500円(1ドリンク付) 【問】tel : 0134-32-4049(一匹長屋)  なお、2/8〜17の小松崎健さんとの本州ツアーについては、次回の特別号で改めてご紹介させてください。  ライブ会場でお会いしましょう。  ではまた! ======================================================= 発行者:浜田隆史 〒047-0033 小樽市富岡1-32-136 tel & fax : 0134-24-9620 e-mail:otarunay@yahoo.co.jp 「オタルナイ・レコードのホームページ」 http://www.otarunay.com/ http://www.myspace.com/otarunay/ http://www.youtube.com/user/HAMADATakasi [mixiにも本名で参加しています。] =======================================================