浜田隆史 ミクシイ日記 (2006年5月分 NEW!!.

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 ソーシャルネットワーキングサイトの「mixi.jp」で執筆している日記の過去分[親記事のみ]をここに公開します。
 記事が古いのはご容赦ください。

2006年05月01日
22:58
 東京から帰ってきました
4/27-30の春の関東ツアー、無事終了しました。
ライブにお越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
ツアー日記は近日ホームページで執筆予定です。

次回の本州ツアーは9月下旬を予定しています。
2006年05月05日
12:20
 久しぶりにギターに集中
ここ数日、連休中とあって観光地の小樽運河はにぎわっています。私も久しぶりに、一日正味7時間程度のギター演奏。
まだ指が無理に耐えられない感じなのですが、だましだまし続けていれば何とかなるものです。限界を超えると、ある種マゾヒストのような妙な気持ちに...
今日はあまりよくない天気ですが、またこれから行ってきます。

やらなければいけないことが他にもあるのですが、今は全てを差し置いてギターを弾くことの幸福を感じています。
2006年05月11日
09:46
 遅れています
ジョン・フェイヒイ・トリビュートCD『涙』、やっとCD盤面のプレスに入りましたが、まだ依頼している印刷物の版下ができていないので完成が遅れています。
6月中にできれば...と思っています。

最初の予定ではとっくに昨年出ているはずでしたが、私の関わったCDで最も産みの苦しみを味わったアルバムになってしまいました。
どうか大きな心でおつきあい下さい。
2006年05月12日
09:55
 桜が咲きました
先日から少しずつ好天に恵まれ、小樽の桜もやっと咲きました。
本州の人は「えっ今頃?」と驚くかも知れません。
寒暖の差が激しくて葉桜になり、本州ほどきれいな咲き方ではありませんが、それでもうれしいものです。

実は私の住んでいるアパートの脇にも桜の木があります。窓を開けると見えるのですが、まだ肌寒い春の風に揺れながら、気持ちよさそうにしています。

あれほど長く寒かった冬も、ついに終わり。
これからは太陽の季節です。
2006年05月16日
02:35
 風に吹かれて
昨日は風が強く、夜に小樽運河でギターを弾いていてもひと気がありません。帰ろうと準備していると、いきなり突風が吹いて、CDやら投げ銭箱やらがひっくり返る始末。

「あっ、せっかく昼にいただいた千円札がない!」
(↑珍しく札でいただいたことをさりげなく自慢?)
ギターを置いて探し、何とか見つけて戻って見れば、今度はギタークロス(布)がない。どうやら飛ばされたらしい。

「ああ、昔、三鷹楽器でアストゥリアスのトゥリーオブライフを買ったときについてきた、毛布みたいにばかでかいクロスが、飛んでいってしまった...」

妙に具体的な想い出のあるこのクロス、結局見つかりませんでした。たかが千円札の代わりに、お気に入りのクロスを無くしてしまったわけですが、私の長い投げ銭生活でこんなことは初めてでした。
風には注意しましょう。
2006年05月17日
21:15
 ステレオのイヤホン
家と運河の往復の時間、最近はポータブルCDプレイヤーで音楽を聴きまくっていますが、長年の酷使がたたってミニヘッドホンがイカレてしまいました。
そこで昨日、小樽の長崎屋で、初めて「オープンエアー式」のヘッドホンを購入。この方式は最近流行みたいなので試しにと思って買ったのですが、オーディオテクニカ製ということもあり、安い割にかなりいい音でした。

ただし、
 1.私は眼鏡を掛けているので、耳に掛けるところがダブる。
 2.私は長髪なので、掛けるときに髪を巻き込むこともある。
 3.最近は夏のような暑さで、汗をかいたら耳が蒸れる。
 4.外界の音が筒抜けなので、密閉式に比べて大きな音で鳴らさなければいけない。
というデメリットもありました。

そこで、これはこれで持っていて、もう一つ、やはりミニヘッドホンを買おうと思い、今日100円ショップで買ってみました(こんな所にあるとは!)。
しかし、この100円ショップのヘッドホンの音は、過去最悪でした。こんな音で音楽を聴くのは私にとって拷問に等しい、というくらいヒドイものです。これはまさに何というか、「ステレオのイヤホン」だなあ、と思いました。

終わり。
2006年05月21日
10:15
 あなどりがたし、100円ショップ
100円ショップに置いてあるCDの品揃えが、どんどんデラックスになっていくような気がしています。
何ヶ月か前に買ったドビュッシーやシューマンのCD、50分くらい入っています。しかも名手の演奏らしい(ドビュッシーの方はホロヴィッツ、シューマンには表記無し)。
以前、ハーマンズ・ハーミッツや追分、甚句のCDも買い、何度も聴き返すくらい感動しました。

何でこんないいCDが、たかが100〜200円で売っているのでしょうか。いろいろ企業努力はあるのでしょう。しかし残念ながら、今の時代は、音楽の価値が、売る方からも買う方からも、話にならないくらい低く見積もられてしまっている、ということは確かなようです。

...買ってから言う私。
2006年05月22日
17:13
 カラスの巣
一ヶ月前から、小樽運河のほとりにある木に、カラスが巣を作っていました。普通は山に巣を作るはずで、ここでは初めてのことでした。

私は巣を作る様子から見ていました。最近、親鳥が巣を離れたり戻ったりを繰り返していたので、多分ヒナになっていたと思います。お客の反応の乏しい運河でのギター演奏で疲れたときも、ふとカラスたちの子育て風景を見て、心が温まったものでした。

ところが今日(というか、今から数時間前のこと)、清掃業者とおぼしき人が、無情にも巣を落としてしまいました。時間にしてたった五分ほどのことです。巣が落ちる前に何かが二回落ちるのも見ました。多分卵かヒナだったのでしょう。
親ガラスたちは声を荒げて鳴き、業者が去った後も木のそばで飛び回ったり、枝にとまって名残惜しそうにしていました。

子育て中のカラスは確かに危険なこともありますが、その場所は倉庫を利用した店と運河にはさまれる場所で、普通の人は立ち寄りません。つまり、誰の迷惑にもなっていなかったと思います。

仮に迷惑な理由があったとしても、巣ができてすでに一ヶ月。もう少し待っていればヒナが飛び立ったでしょうし、もしくは逆に、卵を生む前に巣を撤去すればよかったはず。今のタイミングで撤去するなんてナンセンスです。

何も言えずに、私は運河の対岸からその光景を眺めるだけでした。
2006年05月28日
16:22
 ソロ
私は、初めてのアルバム『最後のペンギン』(1986)から今まで、歌ものやMIDIピアノ、ライブでの共演のような例外を除き、ほとんどギターソロの世界ばかりを追求してきました。

普通の音楽家から見れば、こんなにソロにこだわるのは不自然かも知れません。実際、私は以前ほどこだわってもいないと思うのですが、改めて人から「ギターソロじゃなくてもいいのでは?」と言われると、いやいやそうじゃないと、つい思ってしまうのです。

ギターソロを経済的に考えると、身一つでライブが実現できるため、ギター弾き語りなどと同じく最も安上がりな形態です。(ただし収益性には問題ありか?)。
また、音楽的に考えると、ソロの方が演奏表現や構成の制御を自由に行えるという完全即興性の利点があります。(共演者から刺激を受けるということがないデメリットもありますが)。

「じゃあ、次回のアルバムはACID打ち込みテクノアルバムに決定!」
などと言ったら、みんなビックリしてくれるかな。
 

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