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スイ・スイ/ありまりあ(KONPEIカムパニー
KON-019、1992年、2005年にCDRで復刻)
http://www.hf.rim.or.jp/~dlcm1959/CD/arimaria.html
1. ありまりあ(作詞:横井マウ 作曲:Ernesto Lecuona)/2. オ・イイナ・ニ・ケケ(作詞:小松崎健 メナド民謡)/3. いかだこぎ(作詞:小松崎健 作曲者不明)/4. ぼんやりおやすみ(作詞:ありまりあ 作曲:小松崎操)/5. 元町ファンタジー(作詞・作曲:小松崎健)/6. カフリーニョ(インドネシア民謡 作曲:小松崎健)/7. きんぴらの朝(作詞:ありまりあ 作曲:ありまじろう)/8. 噴火湾沿いの道(作詞:小松崎健 作曲:グサン マルトハルトノ)/9. ニナ ボボ(インドネシア民謡 作曲:小松崎健)/10.棒が一本(作詞・作曲者不明)
2005年に復刻されたアルバムで、元は何と13年前のカセット・アルバムでした。
いつもご紹介している札幌のカレー店「ジャック・イン・ザ・ボックス」は、ダルシマー・バンドの HARD TO FIND の本拠地ですが、この界隈には昔から気心の知れたミュージシャン仲間が集まり、HARD TO FIND のメンバーを軸に多種多様な音楽集団が生まれていました。彼らが作った自主レーベルが「KONPEIカムパニー」です。
ここにご紹介するカセット・アルバムは、その中の一人・ありまりあさんの歌を小松崎健さん、福井岳郎さん、ありまじろうさんなどがサポートした、KONPEIカムパニーの自主制作カセット時代の名盤です。
多くの曲でインドネシアの大衆音楽「クロンチョン」が日本語の歌詞で歌われていて、他にはあまり例のないユニークなアルバム。ゆったりと楽しめます。ご年輩の方にはわかる名曲「ブンガワン・ソロ」は「噴火湾沿の道」という実に北海道のローカルな歌詞で歌われていて、歌詞の素晴らしさも聞き所の一つ。
一曲目の「ありまりあ」(原タイトル不明)は、なぜかキューバの作曲家エルネスト・レクオーナの作で、これがまたいい曲です。録音状態なんて気にしない!
ありまりあの不思議で楽しい音楽、あなたもいかがですか?