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O genio das cordasGarotoEMI, SAC 0800 21 30 76、2003年)

1. Um a Zero (Benadito Lacerda / Pixinguinha) / 2. Lingua de Preto (Honorio Lopes) / 3. Perigoso (Ernesto Nazareth) / 4. Baiao Cacula (Felipe Tedesco / Mario Gennari Filho) / 5. Desvairada (Garoto) / 6. Tristezas de Um Violao (Garoto) / 7. Sempre (K-Ximbinho) / 8. Arranca Toco (Jayme Florence) / 9. Um Baile em Catumby (Eduardo Souto) / 10. Choro Triste No.2 (Garoto) / 11. Vamos Acabar com o Baile (Garoto) / 12. Famoso (Ernesto Nazareth) / 13. Polquinha Sapeca (Joubert de Carvalho) / 14. Sao Paulo Quatrocentao (Garoto / Chiquinho)}

* ポルトガル語なので、パソコンで出ない文字は近いものに変えました。

 ブラジルの天才ギタリスト、ガロートのアルバム。ずっと前からガロート自作自演の音源が欲しかったので、これは私にとって夢のようなアルバムです(と言っても他の作曲家の作品が多いですが)。このCD、ネット検索すると「グランジス・ソリスタス・ド・ショーロ〜弦楽器の天才」というタイトルで解説付き輸入盤が出ていますが、私は本当の輸入盤で買ってしまいました。ライナーがポルトガル語なので、一言もわかりませんが、本当に買って良かった、長く楽しめるアルバムです。
http://www.sambinha.com/homefile/tsbr/brartist_g.html

 ギタリストのパウロ・ベリナティによるガロート作品集を以前聴いたことがあり、その素晴らしい音楽性に感動しましたが、ここでの音源はクラシック・ギターだけではなく、エレキ・ギター、テナー・ギター、バンドリンなど様々な楽器を駆使した、にぎやかなショーロ集となっています。聴いた感じが意外にチェット・アトキンスやジャンゴ・ラインハルト、そしてバンジョー・マンドリン奏者のカリなどとも近しいサウンドで、とても可愛らしく人なつっこい音楽です。
 曲想がかなりラグタイムにも近いところもあり(途中で転調したりとか)、個人的にもツボにはまっています。ぜひ多くの人に楽しんでもらいたいアルバムです。

 なお、これはコピーコントロールCDで、パソコンで聴く際には専用プレイヤーがインストールされる仕組みになっています。うおぉ、こんなの初めて。

 

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