★ WATER BLUE ; voice of the 12 strings ／ 野田悟朗（G-RECORDS JAPAN, WTBL-0001、2000年）
1. Part 1 / 2. Part 2 / 3. Part 4 / 4. Part 5 / 5. Part 6 / 6. Bridges / 7. Water Blue and Tree Green
友人の小松崎健さんのホームページが参加していたウェブ・リングでの繋がりから、私はギタリストの野田悟朗さんの事を知りました。野田さんのホームページを巡るうち、どうしても欲しくなってアルバム数種を手に入れました。その中から、この完全ギターソロのアルバムをご紹介いたします。
野田さんは、今の日本では珍しい１２弦アコースティック・ギターなどによる即興演奏家で、レオ・コッケやラルフ・タウナーを思い起こさせる、独特の叙情的な音楽を聴かせてくれます。何とこの作品も含めてＣＤを２０作も発表されているそうで、オランダでの活動もされています。
この作品では、自然と一体となり、無心になってギターの音を丁寧に紡いでいく様子が見事に収録されています。特注の１２弦ギターによる心地よい音色や空気感。私は、まだ若い頃、夢中でアルバムを聴きまくったウィンダム・ヒルやタコマの懐かしい響きを思い出しながら聴き、素敵なひとときを過ごしました。野田さんとのライブでの共演（2003年11/5、11/9の二回）での面白い話は、「過去の共演者ご紹介」などで執筆していますので、そちらもご参照を。
（野田悟朗さんのホームページ）
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/1560/