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10.2006年11月3日(金) 札幌への移動日。
いよいよ最終コンサートに向けて、札幌への移動日となりました。
合わせて6泊もした上野(御徒町)のビジネスホテル。名残惜しい出発。
運転手になってくれた加藤さん、RagtimeCaveさん、ラゲディ・アンさんと共に羽田へ。
羽田空港のレストランは込んでいたので、ファーストフードでささやかな乾杯。
東京の皆さんがいろいろお世話してくれたおかげで、ツアーはついに最終局面に向かいました。
(羽田空港にて。加藤さん、ラゲディ・アンさん、RagtimeCaveさん、デヴィッドさん。)そして東京のスタッフの皆さんと別れ、飛行機へ。
デヴィッドさんの巨体がシートに収まるか心配だったのですが(失礼!)、問題なし。
三連座席の一つが空いていたことも都合良く、快適な旅でした。
新千歳空港では、札幌でのコンサートの裏方としていろいろ骨を折って下さったJRC仲間の長澤さんが出迎えてくれました。
長澤さんには、本当に最後までお世話になりっぱなしでした。デヴィッドさんは、アメリカでも割と北の方に住んでいるため、北海道のことは以前から興味を持っていたらしく、
この旅をとても楽しみにしていました。そしてアイヌ文化にも興味を持たれていたので、
後で中本ムツ子さん+片山龍峯さんのアイヌ語絵本『ウパシクマ』をプレゼントしました。しかし、あいにくちょうどいい飛行機が取れなくて、到着後は観光をするにはもう遅い時間だったし、
雨もパラパラ降っていたので、ホテルのチェックインの後は駅の周辺を少し散策をしただけで、早々に就寝しました。
(左:札幌駅をバックにして。長澤さんとデヴィッドさん。長澤さん、西部のガンマンみたい。)
(右:デヴィッドさんと浜田。)デヴィッドさんはもちろん、私も少々疲れがたまっていたらしく、これでちょうど良い休息になりました。
いよいよ明日は最終コンサートの日です!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
洋楽ロックのエピソード。
デヴィッドさんの音楽の好みは様々なジャンルにまたがっています。
もちろんロマン派音楽を初めとして、ラグタイムや初期のジャズ、タンゴ、カントリー、地中海音楽など、
さすが「新折衷主義」を標榜するだけありますが、これはロック音楽も例外ではありません。
ブライアン・ウィルソン、キング・クリムゾン、最近のグリーン・デイなんかも大好きなんだそうです。
私は洋楽ロックで音楽に目覚めたクチなので、話が合いまくり状態。特にビートルズは、CD解説にも少し登場するくらいで、昔からよく聴いていたそうです。
上の写真のポーズをした後、
私が「ボクたち、『マジカル・ミステリー・ツアー』のウォルラス(walrus、セイウチ)みたいですね」と言ったら、
デヴィッドさんは「Walrus was Paul!」とすかさず切り返してきました!
これは、ビートルズについてかなり詳しくないと出てこないセリフです。なお、翌日に時間があったときにまたビートルズの話になりましたが、
ジョージ・ハリスンが死んだとき、彼の名曲「While My Guitar Genlty Weeps」をピアノ・ソロにアレンジしたそうです。
いつか聴いてみたいなあ。
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