浜田隆史 ミクシイ日記 (2007年1月分 NEW!!.

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 ソーシャルネットワーキングサイトの「mixi.jp」で執筆している日記の過去分[親記事のみ]をここに公開します。
 記事が古いのはご容赦ください。

2007年01月02日
12:59
 暦通りごろごろ
あけましておめでとうございます。
年始のご挨拶をマイミクさんたちに一つ一つ付けていくと膨大な労力になりそうなので、ここでまとめて失礼いたします。

年末のテレビは今年も「年忘れ日本の歌」で決まりでした。
もうここ数年は、これしか見るものがないのです。
藤田まことの歌が素晴らしかった。
あと「チャングム」の総集編もよかったなあ。
何回見てもハン尚宮には泣かされます。

正月三が日は、こうして暦通りごろごろしたいと思います。
2007年01月04日
12:22
 粉が違う
マイミクのムックさんからいただいたコーヒー豆(粉)を今日初めていただきました。
うまい...
そして飲みやすい。
今まで私が生協で買っていた粉とは、明らかに違います。

今までの粉は、お湯を注ぐとすぐぺったりしてしまい、「粉が膨らむ程度にお湯を注ぐ」という状態になかなかならなくて疑心暗鬼だったのですが、この粉でやっとそういう状態が理解できました。
コーヒー一つ取ってみても、全く勉強不足でした。
新年を契機として、いろんな方向に精進していきたいと思います。

年新た 飲むコーヒーも 味新た(俳句)
2007年01月07日
12:49
 『The Favorite』マスタリング
日本ラグタイムクラブのオムニバスCD第二弾『The Favorite』のマスタリングが、やっとまとまってきました。

私がプロデュースするオムニバス盤は、『Acoustic Guitar / Solo』(1997)、『Maple Leaf Rag -Japan Ragtime Club CD Vol.1-』(2004)、『NAMIDA ; John Fahey Tribute』(2006)に続いて四作目。
自分勝手にやっていてもいいソロのプロジェクトとは違い、参加者の音源を預かり場合によっては手を加えるという、責任を伴う仕事は何度やってもプレッシャーですが、皆さんのご協力のおかげで素晴らしいラグタイムアルバムになりそうです。

マスタリングで今回も大活躍したのが、波形編集ソフトによる3D周波数解析機能。耳障りな音の周波数を割り出すのに重宝しています。リバーブはフリーのプラグインソフトを控えめに掛けただけですが、こういう生音源にゴージャスなリバーブなんて要らないというのが私のポリシーです。特にラグタイムの場合は、ウェットな残響音がシンコペーションの邪魔になることが多いのです。

今回はピアノの参加者が7割を占めていますが、同じピアノの録音でもマイクの性能の違いで歴然とした差ができます。その差はマスタリングだけでは正直言ってあまり埋まりませんが、その差を楽しむというレベルにまでは改善したつもりです。多様な曲の多様な録音を集めることで、むしろオムニバス盤としての雑多な魅力が出てくると思います。

JASRACの対応などが順調にいけば、1月中に発売できると思います。
どうぞお楽しみに。
http://www.geocities.jp/otarunay/
2007年01月11日
11:53
 パソコン新調
ついにパソコンを新調しました。
割といいものが安く手に入ったのです。
Vistaへの更新があるため、本体は買い控えが起こるから安くなるはず、というもくろみが、一応当たったのでしょう。

これ以上メーカーサポートのない旧OSでネット接続するのは危険と判断しました。Windows98からXPと、OSが一気に8年くらい進化しましたが、やはり環境の入れ替えは一苦労。ワープロやデータベースなど、お気に入りのソフトが全部フロッピーの時代だったりして、再インストールはもう無理やり。キーボードも勝手が違うため、しばらくは不便を強いられそうです。

しかしスタートボタンが緑色って、どうも馴染まないなあ。
2007年01月15日
02:59
 PC二台って...
まるでパソコンマニアのお部屋みたいでいやだったのですが、これは正直言ってなかなか使えます。新しいパソコンを買ったら古いのは要らないと思っていたのは間違いでした。

なにせ、一台をCDR焼き専用にできるのが非常に快適。
CDRを大量に焼いたことのある人ならわかると思いますが、エラーをなくするためには、ディスクアライン(ノートンなら「スピードディスク」)を欠かさずやり、通常より低倍速で焼き、しかも焼いている間に他の仕事をしないというのが必須条件なのです。
これなら、いくらでも安全に焼けそうです(油断は禁物ですが...)。

新しいパソコンは、確かに機械としては速いのかも知れませんが、イマイチ不便なところが気になります。
WindowsXP のインターフェースをすべてクラシックにして、クイック起動バーもつけて、Front Page Express(ホームページを簡単に作れる、IE旧バージョンの添付ソフト)を旧パソコンから持ってきて、ネットを参考にいろいろ速くする設定もして、やっと今までの快適さに近づいたという感じです。

Windows3.1時代の古いソフトは、XPではやはり不具合も起こっています。ラグタイム・ファン必須のソフト「The Ragtime Pianist」も、音は出ますが解説が読めなかったりして、ちょっと不便。
Windows98 は、実は結構ギリギリの線で使い勝手のいいOSだったと、今更ながら思います。
2007年01月17日
12:37
 日本ラグタイムクラブ・オムニバスCD第二弾

日記などでもお知らせしていましたが、私も所属する日本ラグタイムクラブのオムニバス第二弾『The Favorite --Japan Ragtime Club CD Vol.2--』が、1月25日に発売されます。これは、『Maple Leaf Rag --Japan Ragtime Club CD Vol.1--』(2004)の続編です。

初期のラグから新しいラグまで、たっぷり74分収録のラグタイム集。過去発表された日本のラグタイム・アルバムの中で、たぶん最長の部類だと思います。キャッスル・ジャズ・バンドのピアニスト、榎本さんを筆頭に、ラグタイムへの愛情に満ちた各々の演奏は、すべての音楽ファンにお勧めです。ピアノだけでなく、ギターやウクレレの曲もあります。

詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.geocities.jp/otarunay/jrccd2.html

2007年01月20日
11:04
 近況
ちょっと前まで、3月までライブが無いから冬は暇だろう、この機会に録音したり、TAB譜でも書いて整理しておくか、などとお気楽なことを考えていましたが、全くそんなことありませんでした。演奏活動やってるよりずっと忙しいかも。

オムニバスCD製作が終盤になり、後は盤面チェックを残すのみ。こちらはもう一息です。それが終わったら、今度はアイヌ語のテープ聞き取りに集中します。こちらも割と長い宿題のひとつ。自分の勉強不足を痛感しながら、恐るべき(といっても母語話者であれば普通の)スピードで語られるアイヌ語と格闘しています。

3月のツアー企画も進行中。3/20の広島を皮切りに2週間本州ツアーをする予定です。3/19に小樽で演奏の仕事があるので、広島には当日向かわなければいけませんが、千歳-広島直行便は到着が遅すぎるので、初めて乗り継ぎ便(羽田経由)を手配しました。

新しいパソコンとも格闘中。結構手を焼いています。
古いソフトの不具合や、RealPlayerの音が出ないなど、解決していない問題あり。「メディアセンター」の操作方法も全然わからないので無視してます。

よし、詩でも書こう。
2007年01月27日
14:47
 たった一箇所の大きさ
アイヌ語のテープの聞き取りでいつも思うのが、ほんのちょっとの聞き間違いが、文全体に大きな誤解を生むということです。極端な話、一音節聞き取りが違うだけで意味が大きく異なってきます。

これは、もちろんアイヌ語に限った話ではありませんし、言葉に限ったことでもありません。何かを人に伝えるというのが仕事のアーティストなら、なおさら気にしなければいけないことです。
言葉でも、音楽でも、それでしか判断できないものを扱う人たちは、意図しない一箇所のミスの重みを知らなければなりません。

一方で、文化の提供者は何も変えることができない、何も間違えることができないという窮屈な世界でもありません。ジャズがいくら変奏をしようと、外そうと、大きくはテーマに沿って展開するのと同じです。山を登るのに、無数の登り方があり、または登山をやめて川に行ったっていいというのと同じです。

音を聞き取る側が、その音の意図をきちんと理解してくれないと、会話も音楽も成り立たない。そんなことを考えながら迷いつつ、今日もテープの聞き取りをしています。
2007年01月31日
22:16
 こんなに簡単(TAB譜)
やっと仕事に一区切りがつき(といってもつかの間)、ずっとやりたかったTAB譜書きをやり始めました。

楽譜ソフト「Finale」は2004年版以降バージョンアップしていませんが、今まで試していなかった、入力段階からのTAB譜作成と楽譜への変換に初めてチャレンジ。

...簡単です。そして軽快。
今までの苦労はいったいなんだったのか...。
(↓苦労の歴史。)
http://www.geocities.jp/otarunay/tabuhu.html
まあ、変な異常終了がなくなったXPのおかげもあるんでしょうか。

音符で考えるよりTAB譜で入力した方がはるかに早いというのは、やっぱりギタリストということなのでしょう。
これからも少しずつ入力していこうと思います。

 

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