自己紹介

浜田 隆史



1964年生まれ、北海道小樽市出身、小樽商科大学卒。

独自に編み出したオタルナイ・チューニング(EbAbCFCEb)を駆使するアコースティック・ギタリスト。主にクラシック・ラグタイムを基調にした、明るくリズミカルな曲を演奏します。

自主制作CDを多数発表している他、1999年に「TAB Guitar School」から『クライマックス・ラグ』のCDと楽譜集を発表、ラグタイム・ギターの第一人者として評価されました。多数のオリジナル曲の他、スコット・ジョプリンなどのピアノ・ラグをギターにアレンジしたものが十八番です。

1996年秋から、小樽運河でストリート演奏を開始。現在も春から秋にかけての主要な音楽活動となっています。2001年夏には、モリダイラ楽器のデモンストレイターとしてアメリカのNAMMショー(楽器フェア)で演奏した他、年に二回の本州ツアーなど、ライブにも定評があります。

なお、アイヌ語研究家としても知られ、3ヶ月に1度アイヌ語ペンクラブが発行しているアイヌ語新聞・アイヌタイムズの編集責任者を務めています。

(ポスター製作時は、ご都合に応じて、省略してお使いください。)


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(CD多数あり。音楽作品一覧は別ページ
(主な共演者のご紹介は
別ページ
(アイヌ語関連の業績は
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<年表>

 1964年、北海道苫小牧市に生まれる(まもなく実家が小樽市に移る)。
 1981年、高校二年の頃、井上陽水やボブ・ディランなどの影響で、独学でギターを弾き始める。
 1983年、小樽商科大学入学。ラグタイム・ピアノやギター音楽にますます傾倒していく。
 1986年、札幌ジャック・イン・ザ・ボックスで、生涯初のライブ。初のカセットアルバム『最後のペンギン』発表。

 1987年、小樽商科大学卒業、日本電気株式会社に入社。
       東京で、ギタリスト仲間たちと共に過ごす機会が多くなり、大いに刺激を受ける。
 1988年、2作目のアルバム『ラグタイム・シサ
(カセット)発表。
 1989年、自主制作のレーベル「オタルナイ・レコード」を宣言。3作目のアルバム『猫座のラグタイマー』(カセット)発表。
 1990年、4作目のアルバム『月影行進曲』(カセット)発表。のちに『猫座』と共にカップリングCDで再発表。
 1992年、5作目にして初のCDアルバム『ラグタイム・ギター』発表。社会人の自主制作CDは、当時まだ珍しかった。
 1994年、6作目のアルバム『歌棄の歌』(カセット)発表。
 1995年、アイヌ語の勉強と故郷での活動のため、8年間勤めた日本電気株式会社を退社。札幌に引っ越す。
       7作目にして二枚目のCDアルバム『海猫飛翔曲』発表。

 1996年、この年の秋からプロとして活動、小樽運河で路上演奏を開始。
       初めての自費出版楽譜『浜田隆史ギター作品集1』発表。
 1997年、自らプロデュースしたギター・オムニバス盤『Acoustic Guitar / Solo』発表、二曲参加。この種のアルバムの先駆けとなる。
       アイヌ語新聞「アイヌタイムズ」発刊。編集責任者となる。
 1998年、初めての歌ものアルバム『私の小樽』(カセット)発表。のちにCDで発表。
 1999年、TAB Guitar School より、CDアルバム『クライマックス・ラグ』を発表(これに準拠した楽譜も出版)、高い評価を得る。
 2000年、初の本格的な本州ツアーを行う。Duck Baker, Tom Long らと共演。

 2001年、アメリカのサマーNAMMにて、モリダイラ楽器のデモンストレイターとして演奏。
       収録時間70分以上の大作CDアルバム『オリオン』発表。
       ミニCDアルバム『夏の終り』発表。
 2002年、初めてのライブ盤『ライブ・ラギング』発表。
 2003年、打田十紀夫とのライブ(計3回)が好評。特に札幌クラップスホールでは、初めて100人以上のお客様の前で演奏する。
       CD『赤岩組曲』発表。作曲家としての新境地をひらく。
 2004年、初の著書(電子出版本)『ミュージシャンのためのスットコドッコイ辞典』発表。
       仲間との共演曲も収めた二枚目のライブ盤『ライブ・ラギング2』発表。
       6年ぶり二枚目の歌ものCD『歌箱』発表。友人の覆面シンガーがCDに初参加。
       日本ラグタイムクラブのオムニバスCD『メイプル・リーフ・ラグ』を制作、二曲参加。モノを作りまくった一年でした。
 2005年、1999年の『Climax Rag』以来のギター編曲集『浜田隆史・プレイズ・ロベルト・クレメンテ』を発表。
       新旧のラグタイムの名曲を収録したこの作品は、ラグタイム・ピアニストで評論家の Jack Rummel などから高い評価を得る。

 2006年、オムニバス盤『涙:ジョン・フェイヒイ・トリビュート』をプロデュース、一曲参加。
       28年ぶりに来日した Stefan Grossman のコンサート最終日に、オープニング・アクトを務める。
       アメリカの作曲家・ピアニスト、David Thomas Roberts の日本ツアーを企画、主催する[協力:日本ラグタイムクラブ他]。
 2007年、日本ラグタイムクラブのオムニバスCD第2弾『ザ・フェバリット』をプロデュース、二曲参加。
       世界的なギタリスト Tommy Emmanuel、そして昨年に引き続き Stefan Grossman のコンサートで、オープニング・アクトを務める。
       バラエティーに富んだギターソロCD『太陽の音楽』を発表。『オリオン』以来のダブルアルバムとして高い評価を得る。
 2008年、ハンマーダルシマー奏者の小松崎健さんと新ユニットを結成し、初のCD『運河のカラス』を発表。
       以後、健さんとのユニット(2013年からの通称:「運河のカモメ」)でのライブやツアーが、重要な演奏活動の一つとなる。
 2009年、『運河のカラス』楽譜集を自費出版。
       初のCDベスト盤『Echoes from Otarunay Vol.1』(2CD)を発表。
       小松崎健さんと初の九州ツアー。これ以降、ほぼ毎年行われている。
 2010年、小松崎健さんとの2作目のCD『福寿草』、CDベスト盤『Echoes from Otarunay Vol.2』を発表。
       アメリカ音楽の達人・Dakota Dave Hull & 打田十紀夫さんのコンサートにゲスト出演。
       小松崎健さんと初の東北ツアー。大震災のため翌年はお休みするものの、翌2012年以降は毎年行われている。

 2011年、6年ぶりの歌ものCD『歌ばっか』を発表。多重録音によるロックに挑戦、好評を得る。
       日本ラグタイムクラブのオムニバスCD第3弾『ドント・ジャズ・ミー・ラグ』をプロデュース、一曲参加。
       ラグタイム・ギターのパイオニア・David Laibman & 打田十紀夫さんのコンサートにゲスト出演。
       「言葉の歌」で『北国の詩』歌謡詩作詩コンクールJポップ部門優秀作詩賞を受賞。
 2012年、個人として初めてDakota Dave Hullの日本ツアーを支援し、東京での3公演をプロデュース、共演を果たす。
       過去最多のライブ・ツアー(道東・道央ツアーを含めると11回)をこなす。
 2013年、Dakota Dave Hullの日本ツアー(私のお手伝いした企画としては2年目、以下同様)を支援、共演を果たす。
       6年ぶりのギターソロCD『タンネ・ナイ』を発表。
       小松崎健さんとのCD3作目『運河のカモメ』を発表。どちらも大好評を博す。
       札幌駅前通り地下歩行空間「チカチカパフォーマンススポット」第5期〜第6期(2013/10〜2014/9)のパフォーマーとして活動する。
       菅生直樹くんの初めてのピアノ・ソロ・アルバム『リトル・ジャックス・ラグ』をプロデュース。
 2014年、Dakota Dave Hullの日本ツアー(3年目)を支援、共演を果たす。この年から大阪のギタリスト・ザビエル大村さんがツアー企画に加わる。
       日本ラグタイムクラブのオムニバスCD第4弾『ウィ・オール・プレイド・ジョセフ・F・ラム』を制作、一曲参加。
       「言葉の歌」を含む、3年ぶりの歌ものCD『イイネ!』を発表。
 2015年、ザビエル大村さんと共に、Dakota Dave Hullの日本ツアー(4年目)を支援、共演を果たす。
       ビートルズ曲のオムニバスCD『While Solo Guitar Beatly Weeps』(Solo Guitar Records)に一曲参加。
       札幌のシンガーソングライター、なかのうづめさんとの初ジョイントライブ。これ以降、折に触れて共演。

 2016年、小松崎健さんとのCD4作目『ファミリーレストラン』を発表。
       3年ぶりのギターソロCD『ラグタイム・チルドレン』を発表。どちらも初めて紙ジャケットでCD製作を行う。
       この年の後半、ギタリスト仲間の伊藤賢一くんからマーチンD-18(1952)を譲り受け、以後かけがえのない愛器となる。
       ザビエル大村さん、京都の豊田渉平くんと共に、Dakota Dave Hullの日本ツアー(5年目)を支援、共演を果たす。

 2017年、ザビエル大村さん、豊田渉平くんと共に、Dakota Dave Hullの日本ツアー(6年目)を支援、共演を果たす。
       札幌の声楽家・柿崎さとみさんと、ジョプリンの歌曲などをレパートリーとする新ユニット「ラグ・ベア」を結成。これ以降、折に触れてライブ活動。
 2018年、約4年ぶりの歌ものCD『ギター弾きたくない』を発表。
       アマチュア時代に発表したCD2種に準拠した楽譜集『ラグタイム・ギター』『海猫飛翔曲』を発表。
       Dakota Dave Hullさん、ザビエル大村さん、豊田渉平くんらと録音したセッションアルバム『SUKIYAKI』を発表。海外プロデュースのアルバムに初出演を果たす。
       ザビエル大村さんと共に、Dakota Dave Hullの日本ツアー(7年目)を支援、共演を果たす。
 2019年、小松崎健さんとのCD5作目『雪の坂道』を発表。初めて紙ジャケの三つ折方式で製作される。
       小松崎健さんとヴィオラ奏者の三好紅(はな)さんとのトリオ「運河の紅カモメ」結成。ツアーが好評を博す。
 2020年、50歳記念アルバム『ゴーゴー』発表。前半がスタンダードのギターソロ編曲、後半がオリジナルの歌ものというユニークな構成。
       「運河の紅カモメ」初のCD『コルウス』発表。高い評価を得る。
       新型コロナの流行が起きて、ライブ企画が以前に比べて滞り、作曲に専念して大量の未発表曲を生み出す。

 2021年、日本ラグタイムクラブのオムニバスCD第5弾『ラグタイム・パラダイス』を制作、一曲参加。
       5年ぶりのギターソロ新作『24のアルコールワルツ』を発表。前年に書き溜めたシリーズ作品の一つをギター編曲したもの。

       「Syncopated Saturday Night」「West Coast Ragtime Festival」といったオンライン形式の海外フェスに参加。

★ 雑誌・新聞掲載など

 ◎アコースティック・ギター・ブック33(シンコー・ミュージック・ムック) [2011年7月発行]
  「ジャパン・ヴィンテージ・アコースティック・ギターの軌跡」(全音モラレス編)で、
  我が愛器の一つ「BM-100」繋がりから、私についても少しご紹介いただきました。
  なお、次号の34(2012年1月発行)でも、私が所有するBM-100の写真を提供しています。

 ◎小樽商科大学 学園だよりNo.146 [2007年3月発行]
  この年の卒業式後にギター演奏するのを契機に、
  その前にOBとして卒業生に向けた文章「楽な道なし」を書かせていただきました。
  ああ、元文芸同好会だったことも書いておくんだった...。

 ◎アコースティック・ギター・ブック23(シンコー・ミュージック・ムック) [2006年7月発行]
  ステファン・グロスマンのインタビュー記事で、光栄にも私のことをお褒めいただきました。
  あまりに光栄過ぎて、現実感がありません。
  しかし、私、そんなに笑って弾いてるかなあ...。
  
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=1746449

 ◎北海道新聞朝刊 札幌圏 [2005年4月23日]
  シリーズ記事「ライブスポットへようこそ」(13)に、小樽の一匹長屋が取り上げられました。
  撮影の日にライブをやっていた浜田もついでに載りました。
  記事の切り抜き(jpg, 177kb)は
こちら→

 ◎アコースティック・ギター・マガジン19(リットー・ミュージック・ムック)[2004年1月発行]
  私のインタビュー記事と、新曲「ジョンファン・マーチ」の音源(CD1曲目)・楽譜が載っています。
  ぜひご覧下さい。
  
http://www.rittor-music.co.jp/hp/agm/index.html

 ◎北海道新聞朝刊 小樽・後志版 [2004年1月9日]
  小樽の赤岩海岸に捧げたということから、新作CD『赤岩組曲』について大きく取り上げていただきました。
  記事の切り抜き(jpg, 258kb)は
こちら→

 ◎アコースティック・ギター・ブック17(シンコー・ミュージック・ムック) [2003年7月発行]
  私のインタビュー記事が載っています。ぜひご覧下さい。
  
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=1745132

  なお、紙面の都合でカットされた最後の部分を、補足の意味でここに記します→(★補足のページへ)

 ◎北海道文化放送(UHB)の深夜テレビ番組『走るメロス』に出演 [2001年春、二週]
  その道で懸命に生きる人を紹介するトーク番組でゲスト出演。
  一週に一曲、生演奏も放映されました。演奏したのは「蘭島」「エンターテナー」の二曲。
  ちょっとだけ「ディル・ピックルズ」のさわりもやりました。

 ◎北海道新聞朝刊 地方版 [1999年ごろ]
  『クライマックス・ラグ』を発表して好評であるなどの内容。初めて地元の新聞に載った私の紹介記事です。
  現在切り抜きが行方不明。

 ◎マーチンクラブ会報「Martin Club News Letter」 [1994年5月発行]
  マーチンのM−38を持っていることから、まだ会社員の頃、マーチンクラブのインタビューを受けました。
  メディアに取り上げてもらったのは、(プー横町の通販カタログなどを除けば)これが初めて。
  記事の引用(jpg, 317kb+282kb)は
こちら→(1)→(2)

 

★ アイヌ語関連の仕事・作業実績

アイヌ語テキスト『アコイタ1』(北海道ウタリ協会発行)の単語索引を試作(1995、私家版)
『北方四島のアイヌ語地名ノート』(榊原正文著)のアイヌ語地名索引を試作(1996、私家版)
十勝本別の澤井トメノさんの単語と用例を集めた語彙集、および文法についての注釈を試作(1997、私家版)
主なアイヌ語辞書のテキストデータをまとめた愛和・和愛のデータベース試作(1995-7、私家版)

 他のアイヌ語関連著作への制作協力:

1.『アイヌ語千歳方言辞典』(1995)(中川裕著)の校正作業に参加。
2.『アイヌ語沙流方言辞典』(1996)(田村すゞ子著)の校正作業に参加。
3.『札幌アイヌ語教室講義録1』(1997)のテープ起こし作業に参加。
4.『アイヌの知恵 ウパ
クマ@』(1999)(片山龍峯著)のアイヌ語入力・校正・単語索引作成などを担当。
5.『〃 A』(2001)(片山龍峯著)のアイヌ語入力・校正・単語索引作成などを担当。
6.『アイヌ神謡集を読みとく』(2003)(片山龍峯著)のアイヌ語入力・校正・単語索引作成などを担当。
7.『アイヌタイムズ』(1997〜)(季刊、アイヌ語ペンクラブ発行)の原稿執筆や編集・校正を担当。
8.
アイヌ語AA研アイヌ語資料 公開プロジェクトに、2006年から2008年に掛けて田村すゞ子さんから依頼されて聞き取りした川上まつ子さんの音声資料とテキストが公開されています。

 

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